
先日お客様から素敵なものを頂戴しました。
竹製の楊枝入れと黒文字の楊枝です。鍛冶職人をされているお客様ですが、器は指物師が作り、楊枝は君津の黒文字を自分で削って作ったということです。「指物師」も「君津の黒文字」も知らずウィキペディアで調べることとなりましたが、知らない世界が有るものです。器は一見プラスチックで出来た工業製品のようですが、よく見ると断面が直角でなかったり、肉厚が均等でなかったりと人の手の温もりを感じます。楊枝を携行し繰り返し使うのか?と疑問が渦巻きましたが、品の良い和菓子等を頂くときに使うもので、ラーメンを食べた後シーハーとやる楊枝とは別物と知りました。これまで大量生産されたものばかりに囲まれてきましたが、手作りの味わいを知りました。よい年となりましたのでこれからはこうしたものも取り入れてみたら楽しいでしょうか。